WHAT'S STEELY DAN

introduction

私とSTEELY DANとの出会いは、今から14年前の1986年、19歳の時。ちなみに最初に気に入った曲は"Hey Nineteen"でした。都会的な音を好んで聴き始めていた頃で、なんとも耳触りの良い、でも何だか不思議なS.D.サウンドに熱中して行きました。特にホーンセクションに大人っぽさを感じ、車にはそれ以来常に常備してあります。
最初に聴いたアルバムは今では死語?のレンタルレコード屋で借りた、FAGENの『 NIGHTFLY 』。 "I.G.Y."を聴いた時は、これだ、心の中で叫んだ記憶があります。ライナーに書いてある、聴きなれない、STEELY DANという名前のバンドの2枚組のベスト『STEELY DAN』をすぐに借りに行きました。この時のテープは何度聴いたかわかりません。それからS. D.のアルバムを順番に買い集めて行きました。その時は『AJA』 『GAUCHO』 『CAN'T BUY A THRILL』以外の国内盤は廃盤で、外盤も渋谷のタワーレコードにはラックはあるものの、いつ行っても欠品中。全部揃うのに1年近くかかりました。『 FM 』のサントラを買い求めた頃にはもうオタクへの道に踏み込んでいたようです。
それからというもの、S.D.風のサウンドを求めて、様々なジャンルの音楽を聴き漁ったものの、いまだにS.D.以上にのめり込むものに巡り会っていません。そんなわけでこれまでのS.D.の研究?(コレクション)の成果を整理したくなったのが、このサイトを始めたきっかけです。

 

STEELY DAN とは

端的に言うと、 DONALD FAGEN 、WALTER BECKER という2人のライターコンビを中心とした、レコーディングプロジェクトである。 エンジニア ROGER NICHOLS と プロデューサー GARY KATZ もこのプロジェクトの重要なメンバーといえる。
デビュー当初はBANDという形態をとっていたが、これは2人のソングライターを世に出すためにKATZ が仕組んだ作戦らしい。2人の書く曲は特殊過ぎて、誰も取り上げなかったからだ。このため STEELY DANは徹底してオリジナルに固執している。他人の曲は一つの例外を除き、取り上げていない。

最初にBANDに参加したのは旧知の DENNY DIASで、次にKATZが2人とも親交があった JEFF BAXTERとJIM HODDERを呼んだ。さらに FAGEN が歌に自信がなかったため、ヴォーカリストDAVID PALMERとも契約。殆どインスタントBANDだった。
デビューシングルからヒットに恵まれ、自信をつけたFAGENとBECKERは、一人づつBANDから追い出していく。2人は自分達の理想のサウンドを具現化するために、いろんなミュージシャンと共演したかったし、実際、1stアルバムにもゲストミュージシャンを起用している。多くの時間と労力を費やすツアーをしなくなると、メンバーも録音以外に仕事がなくなり、もっと稼げるBANDへ再就職する必要があった。4作目の 『 KATY LIED 』 の発売時点では完全に2人組のスタジオユニットになっている。FAGENとBECKERはもはや演奏する事にもこだわらなくなり、自分たちのアイディアを正確に表現できる最適なセッションマンの演奏でサウンドを構築していく方法を確立した。


HISTORY

  工事中です。スミマセン。

 

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